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前回作ったSRチョッパーを見て頂きまして、あれよりも「自分好みな物を」ということで、”インターネットでフルカスタム”のご依頼を頂きました

イメージは以前のSRに近いものですので、慣れたモンです
がんばってブリブリ作業しますね

出来るだけ改造費に予算を回すために安いベース車を探すんですが、今回は結構綺麗なものが見つかりました
ただ、圧縮がどうも弱いようです
デコンプかバルブが意地悪してるだけでしょう
今回は500のクランクを使う予定ですので、そんなことは気にしません
どうせエンジンは全バラですから。

とりあえず裸にしました
SRは早いです
慣れてますから

フラットなフレームをちょん切ります
フレーム自体は前回のものと同様なので作業も早いです
そしてここで、エアクリのマウントやら入り組んだ箇所にあるステー類をカットしておきます
前回、そのカットを後回しにしたので、大変でしたから

下に下がったフレームを新設します
ここでも前回の教訓です
溶接する前にブラストをあてておきます
あとで楽ですから

サスのマウントも作って引っ付けました
これで、出し入れできる状態になりました
前回同様、サスのマウント自体を下げています
こうすることで、チョッパーテイストがぐっと上がります
依頼者さんの気に入ってくれた箇所のひとつです

タイヤはAVONで決まりです

SRのふっといメインフレームにあわせてタンクを加工します
ここまで慣れると、新品タンクに刃を入れるのも何の躊躇もありません

ステーを作ってタンクは完成です
前回よりもお客さんの希望で低い位置でマウントしました

オイルキャップも見事にかわしております

リアフェンダーをつけました
フレームから3点のマウントを取り、強度抜群です

シートベースも完成です
このあと内側に補強バーを入れて完成です

今回は定番の4.5インチベーツライトです
SRにはやっぱりこれがしっくりきます

マフラーも溶接、スムージングをして出来上がりました
このままでは直管バリバリ仕様なので、インナーサイレンサーを作ります
市販のやつは、内径が大きすぎてあまり消音しないんです

ということで作っていきます
まず、1インチのパイプにすっぽり入る内径
マフラーにすっぽり入る外形を持つカラーを旋盤で切り出し、パイプに溶接します
これだけでも、かなりの消音効果はありますが、もっと消音します

側面に穴を開け倒します
この回りにグラスウールを巻くと、音が柔らかくなります

最後に、もうひとつのカラーを引っ付けて完成です

これは

このようにフレームに溶接して

メインスイッチがここにつきます
これでトップブリッジがとってもすっきりします

次はメーター、ニュートラルランプ、スイッチ類を移設します
それらをまとめてほりこむプレートです

こんな感じになります

これでは味気ないので

横面を追加します
これで不細工なスイッチのボディー、メーターのボディーが隠れます

マウントを作って完成です

ライダー目線でも視認性、操作性はグーなようです

次はサイドテールの製作です
ナンバープレートとテールランプの寸法を見て、平板をカットします

ナンバープレートや、テールランプを止めるための穴を開けます
曲げてからでは開けにくいですから、フラットな状態の段階で掘って行きましょう

お客さんの指定の内アールに曲げれば完成です
しかし、何か物足りない

補強もかねて、サイドにプレートを溶接します
あとはマウントしてちょんです

サイドテールをマウントしました
先日仕入れたSRにどこで作ったのかわかりませんが、折れたサイドテールがついておりました
SRの振動と、バネ下のリジット状態の振動を考慮し、絶対に振動では折れない強度で作ります

マウントを取る位置もそうですが、アームの材料も充分な物を選択します

新設したフレームに補強をかまします

バッテリーレスの予定でしたが、オーナーさんがETCを搭載する予定ですのでバッテリーケースを作りました
ゴムバンドをつけて、バッテリーがケース内で微動だにしないいい出来になりました

大方形が出来上がりました

レーザーで切り出したリジットバーがメッキから帰って来ました
綺麗です

オーナーさんからの依頼でクランクシャフトを500cc用に交換します

ばらしたエンジンや、ペイントの下地用に各パーツをブラストにします
これが大変なんですが、最近何故かこれをがんばってくれるお手伝いさんが来てくれます
一人であれこれとやっている僕を見て母性本能がくすぐられるんでしょうか
30前のにーちゃんなんですけど。

クランクケースが完成しました
クランクシャフト、ミッションの動きも良好です

今回は真っ黒ではなくてオーナーさんの依頼でフィン部分を削りました
ビンテージ感が上がりますね

写真で見るよりもカーボンでぼりぼりです
今回の圧縮不足もバルブが原因でした
軽症でよかったです

はい 綺麗になりました
これで次回からのカーボンも溜まりにくくなったでしょう

ピストンもこんなんです
まあ、大体こんなんです

サイドは汚れとカーボンをとる程度
上面はバフを当てていきます
バルブと同様、カーボンが溜まりにくくしておきます

ピストンリング、バルブステムシール、ガスケットなどを新品に換えましたら完成です
フィンが光ってるとかっこいいです

では足回りを組んでいきましょう
その為の準備に入ります
ブレーキシューには定番のスリットを入れます
放熱性が増し、制動力が上がるとか
まあ、そんなに手間ではないのでやっといて悪いことはないでしょう

前後ブレーキパネルが出来上がりました
フロントはツーリーディングですが、このときにお互いの調整を済ませておきます
ホイールにつけてからでは正確に出来ませんからね

リアホイールが完成しました
ハブ、リムはブラックにスポークは新品に換え、綺麗になりました

フロントも同様完成です
オーナーさんの希望で、真ん中はマスキングで抜いております

エンジンをフレームに載せ、ステム回り、スイングアームを組みました
フォークはオーバーホール済みで安心です
この車両を仕入れたときから付いていたアルミカバー付きダストシール   これかっこいいですね
スイングアームシャフトは例のごとく半死にでしたので新品に交換します
SRってやつは・・・

ホイールをつけて自立いたしました

フォークについているバーはブレーキワイヤー、メーターワイヤーがタイヤに干渉しないようにワイヤーのガイドです
フロントフェンダーレスの車両はほとんどタイヤにワイヤーがあたってワイヤーが剥けております
前ブレーキのワイヤーですよ
危ないでしょう

エンジンの右カバーなんかをつけていきます
ボルト類は当然ステンレスを使います
このようにフレームに載せてからでも装着できるパーツはあとでやるに限ります
出来るだけエンジンが小さい方がフレームに載せやすく、ゴリゴリっとペイントをこするリスクも少ないですからね

タコメータをつけないときにエンジンヘッド部のメクラ蓋です
アルミ製がよく出回っております
今回はステンレスで作ってみましたが、これが結構いい感じです

装着した図です
これでも目立ちませんが、ここにタンクが載ると見えるのかどうかわかりません
次からアルミ製を買います
安いし

というわけで完成しました
タンク、リアフェンダー、スイッチボックスの塗装はオーナー様がご自分でされるようでサフェーサーでとめております

これがどのように化けるのか楽しみです

当店のSRチョッパーはリジットバーとショートサス 2種類お渡ししております
こちらはショートサスバージョンの画像になります

今回もナローに決まりました

エンジンは一度耐熱ブラックに塗り、フィンの部分を削って黒とシルバーのツートンになっています
アクセントに良いです

マフラーはシンプルにドラッグスタイルです

車体左側にはサイドテールとスイッチボックスが付きます
ショートフェンダーの後ろにナンバーが来るのは嫌過ぎます
サイドテールのスタイル的効果は大きいです

今回のお客さんは出来る限りタンクを下に下げて欲しいということでしたので、これでいっぱいいっぱいです
底面が水平になるようにセットしました

スイッチボックスです
車検用にボタン表示を記しています
上からニュートラルランプ、スピードメーター、ホーンスイッチ、ハイロー切り替えスイッチ、ウインカースイッチと必要最小限です

クランクシャフトは500ccのロングストロークです
3速でゆっくり走り、ガバッとあけたときのモリモリ感は500ならではです

サイドテールはバネ下に付くので、必要以上の強度を持たせております

スポークは新品に張り替えています
きちんと調整した2リーディングは結構ききます
「SRのフロントブレーキは甘い」
そう感じたあなた
バイク屋さんで見てもらってください

タンクはマウント部分も頑張っております
このマウント方式ですとよく見えますからね

リアもフロント同様、スポークは張り替えております
タイヤは僕の好きなAVONです
このスタイルにはこれが一番似合うと思います

オーナー様がETCをつけるということでしたので、専用配線を作っておきました
これで楽に取り付けできますね

シートは例のごとくリンクにもあります、盟和内張り様の手によるものです
最高のタックロールをかましてくれております

ハンドル回りです
ミラー、グリップ、ハイスロ、クロス
なかなかの出来です

こちらがリジットバージョンです
やっぱりスタイル的にはリジットに勝るものはありませんね

お手伝いさんを跨らせてみました
チョッパーですね

前作同様、リジットのフェンダーとタイヤのクリアランスがとっても素敵です

リジットバーはレーザー加工で切り出し、サンダーでスムージング、メッキ加工と結構大変ですが、その甲斐あっていい存在感を持っております






というわけで、今回もお客様を大変お待たせしました
どうもすいません
試行錯誤の末、前作よりも良い物を
それをモットーに頑張りました
スタイル的にパッと見は変わらないかも知れませんが、実は補強部分など見えないところにそれがちらほらあったりします
回数を重ねると、どんな仕事でも慣れてきますが、慣れの先には手抜きがやって来ます
しかし、お客様にとりまして、そのバイクは長く付き合っていく一台のバイク
その時の全力を持って挑んでいく所存であります

だからといって、納期が延びる言い訳にはなりませんけどね
はい すいません