在庫として仕入れましたSR ディスクタイプ

なかなかきれいな車体です

これまたチョッパーにしますか

ちょっとは新しい試みをしましょうか

在庫なので、僕の思うように作れます

仕入れたバイクはほとんどがキャブがだめなんですが、キック数発

かかりました

こんな珍しいこともあるんですねー

タンクにはワイセコステッカー

ボアアップされているんですか?

オーバーホール時に確認してみましょうか

今回はディスク車なので、倉庫に転がっていた21インチホイールを装着します

あとは、当店の定番SRチョッパーは一人乗りでしたが、今回は二人乗りにしてみましょうか

前足換装
ステムごと DT125に変えます

これがドンピシャ
ほぼ無加工ですよ
34XのDT125
フロントを長くして21インチにしたい人にはもってこいですよ

ハンドルが切れすぎるので、ストッパーだけ溶接で延長

付けるとこうなります
フォークを短くするかどうかは、リアを決めてからバランスを見て考えますかね

タイヤは新発売のたて溝君

チョッパーテイスト満点ですよ

フロントにあわせてリアもたて溝君

500−18で、かなりごっついタイヤです

ごつすぎてどっかあたるんやろ

そー思っておりましたら

スイングアームのまたの部分に当たっております

これは予想の範囲内

チェーンがあたらないだけ、良しとしましょうか

またの部分が干渉するということは、スイングアームを延長すればいいってことでしょう?
簡単なもんですよ

ムクの材料を旋盤でガリガリ

5センチロングのジョイントを作ります

チェーン引きを一番前にした状態でこのクリアランス

ベリーグー

今回はチョッパーですので、必要最小限のロンスイに留めます

スムージングをかまして、これで色を塗れば伸びているかどうかわからなくなりますね

お決まりのリアサス受けを引っ付けましたら、リジットバーの製作

今回はストレート

新設フレームに補強をほりこんでいきます

というわけで、大体の骨組みが出来上がり

フォークはこのままの長さがえーよーに見えて来ました

もーちょっと考えますかね

スイングアーム延長に伴って、トルクロッドとブレーキロッドも延長します
トルクロッドは強度抜群なステンレスバーに飾り穴を開けて完成

今回は二人乗りなので、強度のあるアームをつけまして、フラットフェンダー

ここにコブラ状のシートを製作します

シートの取り付けボルトは、面倒ですが下から止める形にします

これで、付けてしまえばボルトが一切見えません
よくあるシートの後ろにベロがあるタイプより見た目はいいですよ

マフラーを作りました
かなりゆるいアールでカチ上げております

サイレンサーはトランペット

極力見えない位置にマフラーステーを作ります

地味にスムージングもやっております

フロントウインカーステーを作りました

今回は位置を下げたいのでワンオフです

リアウインカーステーも溶接

ちょっと凝ったハンドルを作ってみました

微妙ですかね

使うかどうかはおいおい考えますか

なんとなく、21インチには低いハンドルの方が似合うような気がします

却下ですか

結構大変だったんですけどね

お決まりのサイドスイッチ&メーターステーです

SRチョッパーを作るたびにワンオフで作っているので、近日量産体制に入ろうかと思います

きちゃないブレーキたちです

この手の仕事は後回しにすると億劫になって来ますので先にやるに限ります

ブラスト&磨き倒しで綺麗になりました
あとは、インナーパーツを新品に換えて完成です

というわけでばらしていきます

エンジンを下ろすのも慣れたもんですよ

ここからがエンジンのオーバーホール
各パーツのブラスト、洗い、塗装

重労働が待っております

物を作っていくのとは違って考えることがないので作業は早いですけどね

単純な作業の連続
これが実に大変ですよ

ホイールが出来上がりました
リム、ハブは黒にペイント
スポーク、ニップルは新品に交換しました

今回のカラーリングは渋めに決めようと思います
なかなかいい出来ですよ

エンジンのオイルストーン、バルブ擦り合わせ、塗装などが終わりましたので組んでいきましょうか

組む前に定番のフィンを削らないといけませんね

バルブはいつもどおり綺麗にします

SRの圧縮不良はかなりの確立でここに蓄積したカーボンです
次回のカーボンがたまりにくいように、バフまで当てます

当然バルブステムシールは新品

カーボンの蓄積が天敵のSRエンジン
ピストンも綺麗にバフします

リングも変えて安心です

このナットはシリンダーを止めるためのものです
付けてしまうとほとんど見えません

しかし角度によってはチラリズムを発揮します

手を抜かずにブラスト、磨き

綺麗になりました

こんな感じで真横から見ると見えるんですよ

削ったフィンとマッチしてえー塩梅ですよ

ほとんどのボルトはステンレスに変えて組みあがりました
タペット調整 オイル通路の確認 チェーンテンショナーの調整 オイルシール類の交換

がんばりました

ホイールにタイヤ スプロケ ローターをセットしていつでも組める状態です

これまたいつでも組める状態にするために塗装から上がってきたタンクとフェンダーをポリッシュします

派手過ぎないフレアー
渋めですよ

ペイントから上がってきたフレームにエンジンを載せて、リアホイール、リジットサスをつけました
いい感じに仕上がってますよ

前足をつけて、外装類をおいてみました
エー感じに渋くまとまりました

フォークは結局、長さはそのまま

チョッパーテイスト満点でちょうどいい長さですよ

ここからが地味な組付けで時間がかかります

楽しいのはここまでです

実働ながらも、一応オーバーホール
で、ブラスト、磨き、ボルトのステンレス化

良いキャブになりました

永い配線との格闘やら、あちこちの調整を終え、完成しました

今回急いで在庫であるこの車両を完成させたのは、バーニング誌さんがSR特集をするので、早く仕上げろとの強い圧力からです

嘘です

いつもお世話になってますからね

がんばりましたよ

完成です
これよりはプロのカメラマン様にいただいたデータでの紹介でございます

21インチと長いフォーク、フレアーラインがチョッパーテイストですよ

ロンスイとその他もろもろの加工が必要なこのタイヤ

もう付けたくありません

トランペットサイレンサー
これが良い音をかもし出します

その上、かなりグッドなインナーサイレンサーがあり、車検もそれで楽々通ります

こんなカスタムにはスタイルはもとより、良いサイレンサーです

シートはベースを鉄板で製作して、リンクにあります明和内張り様にあとはバトンタッチ

いつも良い仕事をしてくれますよ

当店のカスタム車のシートはほぼ全て明和様に依頼しております

マスター同様キャリパーもブラスト仕上げです

マスターシリンダーはブラスト

これでブレーキ液に侵されてモケモケになる心配はありませんよ

スイッチ類は横に移設してますので、ハンドル回りはシンプルになりました

「俺のカスタムバイクも綺麗に撮ってほしいぜ!!」
ってなかたは一度ご連絡を
「交通費と必要経費だけで撮りにいきますよ」
みたいな事を以前言っておりましたので紹介しますよ

データはDVDに焼いていただけますが、パソコンが固まってしまうくらい超高画質です
枚数は50枚以上はありますかね

当店でカスタムしていなくても、個人のかた、業者のかた 一度プロの技を味わってみては。

当店にバック(儲け)は一切ございません。。。









またまた永い製作が終わりました

もう何台もSRチョッパーを作っておりますが、そのたびにチョッとずつ細部を変えております

しかし、当初からのこだわり
シートレールを出来るだけ低くするために、フレーム側のサスマウントの製作
タンクを出来るだけ前に取り付けるために、オイル注入工部分のタンクをえぐってのセット
出来るだけ少ない作業で車検にパスする加工
ハンドル回りをシンプルにする為に、メーター、スイッチ、メインスイッチの移設

こちらは変わっておりません


エンジンのオーバーホールも含めて手間な作業ですが、それがあってのよく見るSRチョッパーとは違ったスタイルに仕上がるのだと信じております

今回はそれに加え初の二人乗り
これは強度を出す為に、これまた手間な作業が続きましたよ