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今回はこちらの2台を2個1にして見ます
左はCB90、右はノーティーダックスです
CBはエンジン、タンクはありますが写真でははずしてしまっています

と、この作業はおよそ5年前なんです
途中で忙しくなり、長くほったらかしておりました

まずエンジンをレストアします
フレーム、エンジンはCB90を使います
試してみたのですが、ダックスのフレームにCB90エンジンは載らないようです
同じように見えてマウントや形状が違います
エンジンの圧縮はあるのですが、キックのリターンスプリングが折れていますのでクランクケースを割る必要があるみたいです

ということで、ばらばらになりました
ついでに各部の点検もします

ヘッドをブラストでぴかぴかにしました

カバー類もバフでぴかぴかです

 

シリンダーは耐熱ブラック、ボルト類はすべてステンレスに、ガスケット、オイルリング、ピストンリング、クラッチディスクは新品です

次は前の足回りを移植します
CB90フレームにノーティーダックスの足回りをを入れます
フォークのインナー径が一緒なので、フォークから変えてもよかったのですが、写真のとおり幅がまったく違うためホイールが入りません
三叉からの移植をします

そらそーでしょーねー
極細タイヤのCB90と極太タイヤのノーティー君ですから

シャフトの径が一緒だったので、打ち換え作業は割と簡単でした
さらにハンドルストッパーがそのまま使えて、ハンドルロックまでぴったりです
同じような年代のホンダ車同士なので、ラッキーなことが多いようです

晴れて、足回り移植手術の完了です
前と後ろのギャップが妙にいやらしいです

次に後ろの足回りの作業です
タイヤの太さがまったく違いますが、フレームの基本設計は同じです
同じベースフレームからいろいろな形を作る昔のホンダのアイデアがいいと思います

とりあえず適当にほりこんでみました
スイングアームのシャフトの径が違うのでぐらぐらです
またフレームの幅も違うため、長い部分はカットしました

シャフトの径を厚み1ミリのカラーを入れて合わせて、次に外装をあれだこれだと考え中です
タンクはいろいろ置いてみましたが、これが一番しっくり来ました
何用か分かりません

タンクを載せるために、フレームにボルトを突っ込み、ラバーをつけました

次はリアフェンダーをつけました
5インチのフラットフェンダーを適当な長さでカットして、フレームとボルトオン状態にブロックを溶接しました
見えませんが前の方でも固定して強度はばっちり2人乗りOKです

リアフェンダーでカットして余ったフェンダーを前につけました
きれいに整形して、穴を空けただけで、アップショートフェンダーの出来上がりです
大体の形が見えてきました

と、ここまでが5年前の状態です

この後 このバイクにお客さんがつきまして、これに「SRXのエンジンを載せる」というなんとも面白そうな作業にかかります
せっかくオーバーホールしたCB90のエンジンですが、そんな5年前の苦労は忘れてしまうのが世の常、人の常です
そんな小事よりも、これにSRXが載るという大事を優先いたします

この5年間で錆びました
エンジンも埃まみれです

エンジンを載せるために前のフレームをカットしました
絶対にそのままではおさまりませんから・・・

フレーム上部にワンオフプレートを作りました
見事にエンジンが前方にはみ出ております

前方にはみ出た分、アールを聞かした取り外しの出来るフレームを作りました
これがエンジンの前側下方にマウントします

次に頭の痛いのはSRXはドライサンプのため、オイルタンクが別にあるんです
まあ、マウントを作ってチョンですけどね

ステンレスでエキパイを作ります
バンク角、クラッチワイヤーの通る隙間、足が熱くないか、
考えることは山ほどあります

2イン1からはスチール製でエキパイの延長のようにサイレンサーを作りました
それだけでは味気がないので、真鍮でアクセントをつけます

ステップを作りました
旋盤で滑り止めのローレット加工をし、マフラーに合わせて真鍮アクセントです

ライトは定番4.5インチ ベーツライト
メーターはミニメーター
ウインカーはビンテージの匂いのするものをチョイスします

大方の作業が終わったので、エンジンをオーバーホールします
というか終わりました
ピストンヘッド研磨、バルブ研磨、バルブの擦り合わせ、ピストンリングとバルブステムシール、各ガスケット新品交換といつものメニューです
塗装は耐熱ブラックにクランクサイドカバーはガンメタ塗装です

綺麗に仕上がりました

フレームはブラック塗装
これにエンジンを載せました
赤をちょろちょろ入れてみようと思います

タイヤ、チューブを新品に変えました
前は6.7 後ろは5.4で行きます
ノーティーダックスは後ろも6.7にする場合、スイングアームを7センチほど伸ばす必要があります
今回は小さくまとめるために、スイングアームは伸ばしません

車体につけました
リアサスは新品です

サイドテールを作っております
スプロケに沿ってアールタイプです
テールランプはビンテージルックに少し大きめです

オイルタンクとエンジンの位置関係がSRXとはかけ離れていますので、オイルラインはこれ用に作りました
フレキシブルパイプという、ステンレスのジャバラのホースの上にステンメッシュをかぶせたものです
以前GB400TTのエキパイに使ったものです

リアフェンダーをつけました
黒とガンメタ、赤ラインです
マフラーとステップの真鍮がいい感じに決まっています

完成しました
エンジンが前にはみ出ております
これをどう不細工に見せないか
この手の載せ変え作業は、そこが大事なんです

全体のカラーリングは、僕が決めました
というか、オーナーは「SRXのエンジンを載せろ」と言っただけなんです

試乗では100キロまでブリブリトルクで吹け上がります
それ以上はこの車格では怖すぎますが、かなりの安定感です

今後、フォークの強化やブレーキ強化などお好みでオーナーの趣味が入っていくんでしょう

エンジンの振動が結構あるSRXですから、フレーム補強もしました
こうしてみると前と後ろのタイヤは違います
前後とも、サスペンションは沈み過ぎてマフラーやフェンダーに当たらないように底付き加工とばね力の強化を施しています

小さいバイクです
その分、400ccのエンジンやそれに付随するパーツを詰め込むのは大変でした
配線も今回は触れていませんが、かなりショート加工をしています

配線は極力シンプルに
これもフルカスタムの大事なポイントです

CBやダックスのステップはエンジンの下部に直接マウントされています
載せ換えてしまうと、ステップもそれを固定するアームもいなくなりますので、今回はスイングアームにマウントしました
ブレーキアームもそれにあわせて作っていますが、なかなかの操作性です

オーナーの少ない希望にタンク容量がありしたが、このタンクなら十分でしょう

これが、増設したフレーム補強です
右はキックアームに干渉しないように、オイルフィルターの交換は楽にできるように。
左は2本並んだエキパイをミリでかわすように作っています

マフラーにはインナーサイレンサーを作っていますので、見た目ほど爆音ではないです
スプロケは、当然SRXにあわせて520チェーンですので、いつものようにアファムの特注です
今回はこのゴールドが真鍮とマッチしています

ちょうど足の当たりそうな位置にヒートガードを作りました
このガードが下にも伸び、スプロケガードにもなっています

シフトはリンクを作って、これまた操作性は抜群になっています

オーナーにいつか彼女ができ、2人乗りをしたくなったときにいつでも追加できるようにリアフェンダーは長くとっています

サイドテールも黒にペイントしています
左側のステップもスイングアームにマウントしています

このバイクの製作に大きく貢献した助手の片山です

機嫌よくお客さんが乗っておりましたが、今回足回りの熟成を図りたいと、追加カスタムを致します

フロントフォークにはZXR250の倒立サスを使用します
ステムはレーザーで切り出し、フィットさせます

カラーを作って、ホイールをセットします
そこへ、ディスクブレーキを装着し、ブレーキ強化も同時に施します

次に、後ろ足もロング、ディスクブレーキ化、補強など、更にハイパフォーマンスに仕上げていきます