今回は在庫車で僕の思うようにカスタムしてまいります
AF24 2サイクルのジョルノです

なんでこれがベース?
なんだかねー
ローマの休日
思い起こしませんか?
というわけで 本物志向の人に怒られないように
ローマの平日仕様 始動!!

前オーナーの自家塗装によりパキパキになってます

ローマときたらフェンダーライトでしょう
LEDのスポットランプを使って それを覆うようにトンカンして作ってみました

で、バーハンなのでカウルを剥いでみましたが イメージとちゃう!!

ちょん切ってワイドでローなバーをね 溶接してヘップバーンが嬉しそうな感じになりました

本当のローマ号にメーターが付いているのかどうか知りませんが 平成の日本ではやっぱりいるわけで。
メーターワイヤーをどうしようか考えながらセットしました
出来るだけスタイルの邪魔をしない位置でね。
あと、ベスパみたいに混合オイルにするのはちょっとね不便なので オイルランプも付けました

となると法治国家ですから ウインカーも必要なわけで
これまた 出来るだけ邪魔にならなくて 視認性も高い位置
ここになりました

で、アルミのパイプを半円になるように6本 切り出して V字にカット
やろうかどうか悩みながら やっぱり面倒ですがやった方が良いでしょーから
足を置くところを作ってまいります

大方のカスタムが終わりまして エンジンを降ろすと あと2日で土に帰ろうかと
そんなエンジン
綺麗にする?
どーせあんまり見えへんけど・・・

今回はクランクベアリングも交換予定でね
全バラしますから この際 綺麗にしときましょうか
ウェットブラストで新品の輝き

どーせばらすならと ネット見てると 81ccボアアップキット ヘッドもついてる ハイギアもついてる
そんなセットが売っておりました
スタイルに似合わず ちょっと速く走ってみます?
ピストンはいつものようにウェットブラストしときます

もうね ここまで実績を積めば これが効果が高い事が証明されました

付属のヘッドです
いやー 綺麗

で、ハイギアですがね
これがなんとも硬い 外れへん
プーラーをかけて アセチレンでギアをあぶって なんとか外しましたが 今度はハイギアが入れへん

焼きバメってやつですか
余談ですが 昔ね 機関車の整備士とお話ししているときに
機関車の車輪もこの焼きバメってやつらしいんですよ
車輪を真っ赤になるまで炙って シャフトを叩きいれる ってなね
でね 質問したんですよ
あんな重そうなもの ゆーたら真円の車輪の穴に真円のシャフトが刺さるわけですよ
走行で車輪が温もってきたときに 空回りしないのかい?
溶接なり キーを突っ込むなり 保険が欲しくないのかい?

その整備士さんのお話では まったく問題ないらしいです
溶接なんかしたら 今度車輪交換 大変やないか らしいですよ

まあ機関車で行けるくらいですから 81ccのスクーター
大丈夫なんでしょう

で、付いてたチャンバー
ボアアップに合わせてちょっと加工しましょうか
これが後々 悲劇を生みます

エイヤっとエンド部分をちょん切りまして 中の壁を確認しまして

壁をあーだこーだと 色んな事をしながら外しました
これで空っぽチャンバーの出来上がり

再度 エンド部分を溶接して完成
邪魔な壁がなくなった分 抜けが良くなりこれでスピードアップ 間違いなし!!

次は オイルポンプです
ホンダのこの手のエンジンのオイルポンプ 絶対にシールがアホになって ダラダラと2ストオイルがクランクに混入します
AF35やジャイロなんかもそうです
となると エンジン内にオイルがダラダラ入る
エンジンをかけ初めにそのオイルがドバっと燃焼室に入って 運良くかかれば煙がドバ
運が悪ければプラグにドボっとついて エンジンはかかりません
更に運が悪いというか オイルの量が多すぎるとキックすら降りません
空気は圧縮できても オイルは圧縮できませんから

というわけで、このオイルシール 交換になるわけですが、ホンダ君
オイルシールだけ部品が出ません
ポンプ丸ごと買えと?
あこぎな商売しよんで

ただね そこをビジネスチャンスにする人もいるわけで
このオイルシールを単体で売っている人がいるんですよねー

便利な世の中です

クラッチスプリング
これが切れてしまうと アイドリングがしなくなります
売ってすぐに そーなると やっぱりお客さん 怒るでしょう?
ビビリな僕は新品に変えておきます

次はリードバルブ
これが割れると エンジンがかからなくなります
やっぱりビビリな僕は交換しておきます

で、ボアアップや 色々してますから 制動力もちょっとは増してほしいってなもんで ブレーキシューにはスリット 入れときます

こんなもん あんまり見えないんでしょーがね
前のブレーキパネルです
んー 気持ち悪い

やっぱりばらして 綺麗にしとこ
ってな時に パネルの奥にあるメーターギア ズルズルになってました
良かった 開けといて
2回もホイール 外すの 面倒ですからね

ってなわけで 内外ともに綺麗になりました

塗装が上がるまでの間 出来る事はやっときます
このキチャないスイッチ周り
これ、ばらすの面倒なんですがね
やっぱり いつも操作する箇所はキチャないとヘップバーンさんも気持ち悪いでしょうから

スイッチをウェットブラストして 接点も綺麗に清掃して グリップを新調すれば完成!!

ローマの休日が白黒の映画なんでね カラーリングはわかりませんが
色々検索していると 多分こんな感じの色なんでしょう

先に切っていた6本のアルミの半円君
先っぽを絞って溶接してスムージングして
それが両サイドですから 計12か所
何気にこれが一番大変だったかもしれませんが これね とっても必要なパーツなんですよ

メーカーから出荷されるこの部分ってのは 塗装ではなくて 元々その色のプラスチックなんです
なので、足で踏んでも擦っても剥げる事がありません
今回はそのプラスチックに塗装しているわけなので、もちろん 擦れたりすると塗装が剥げます
となると 剥げないカバー的なものが必要になるわけで
ただね ここにアルミのプレートとか なんだかイメージが違うでしょう?
これでビンテージ感もついでにアップしましたよ

シートを張り替えて ほぼ完成!!
試乗していると なんかギシギシゆーてる

シート下のカバーとチャンバーが擦れておりました
なんで?
調べてみると このチャンバー DIOの物です
エンジンは同じなので取り付けは出来ても カウル類は違うので ジョルノには干渉するってなね
事のようです

もー せっかく中の壁まで苦労して外したのにー

ユーててもしゃーないので 部品取り車からこれこそジョルノのチャンバー というものを取り外しました
比べると カウルに当たらないように平べったくなってる・・・

同じように中を空っぽに加工しました

で、蓋して完成!! このチャンバー
DIOに物より なぜか知りませんが速くなりました

多分ね憶測ですが DIOチャンバーは中国コピーです
中の壁がなんとも簡単に外れました
それは良いんですが サイレンサー内で普通はね エキパイがラッパになってるんですが なってなかったんですよ
チャンバーには膨張室ってのがあって そこにたどり着く時に徐々に太くなっていく というのがなんとも大事な事のようです
で、このジョルノチャンバー しっかりとホンダの刻印があって 中をのぞくと しっかりとエキパイがラッパになってます

でね、チャンバーなんて 偉そうにパワーアップをうたってるメーカーの物 多いでしょう?
そのいずれもが 所詮町工場なわけですよ
ホンダやヤマハのような車両メーカー様の技術力と そこにそそぐ資金力と比べるまでもないわけです

となると 一番賢い方法は
大メーカー様のチャンバーの 消音とか イランもんだけ外してまう
っちゅーのがね えーんちゃう?
そー思うわけです

まあ 今回はギスギスした見た目のチャンバーを取り付けたくない
ってのも大きな要因ですけどね

と、ゴチャゴチャゆーてるまに完成!!
試乗してみると メーターがなんとも見にくい!!
まあスタイル優先なのでそれは良いとして
その見にくいメーターを見てると 80キロは出てるやないか!!
やるな 81cc
で、サウンド 
ベスパ乗りに怒られちゃうかもしれませんが なんかベスパに似てる!!
これはスタイルさることながら 乗っててオモロイもんが出来上がりました

紹介した意外にもね
リアブレーキワイヤー メーターワイヤー ミッションベアリング一式 クランクベアリングとそのサイドオイルシール ローラー スライダー ベルト エアクリエレメント 前後タイヤ 前のリンクのメッキカバー 色々新品に変えてたりするんですよ

やばい 結構原価がかかってしまった・・・

リア周りはカラーリング以外はほぼノーマルです
この部分にローマを感じたので まあ当然でしょう

当然 メットインもノーマルですから なんとも便利

今回はお客さんの依頼の合間をぬって作って行きましたので
それほど大きな加工もありませんでしたが、やっぱりベースが近いとその分楽ちんです
その分 エンジンやチャンバー 足を置くところに時間をかけたので
結果 気持ちの良い乗り物が出来たと思います