今回は250ccの2サイクルに乗りたくて、仕入れました
NSRやTZRより相場が安く、僕の感覚と、スズキのエンジンは相性がいいことが多いので、ガンマにしました
ホンダのマイルドさよりも、癖のあるスズキエンジンの方が好きです

結構ぼろいです
チャンバーはノーマルではないようです
ブレーキマスター、キャリパー、フォーク、キャブなどオーバーホールの山が待っています

外装を剥いでみました
僕の頭に確固たる構想がありますが、ちと違います
加工で何とかするしかないです

エンジンがかかるかどうか調べ中です
とりあえずキャブをオーバーホール、ついでにブラスト、ボルトステンレス化です

今回のテーマは最高に速い2ストチョッパーです
リア周りをフレームカットやらなんやらですっきりさせました
タンクは、スポーツスタータンクをラインに合わせてカットしています

ハンドル、ライト、リアフェンダーをつけました
楽しくて仕事が早いです
シートはパッソルを加工してます
チャンバーは、伸ばしてショーティーサイレンサーを合わせてあります

色々補強をしています
助手もこの辺でやっと食いついてきました

このスリムラインが、今回の肝です

大方形が出来たのでエンジンをばらします
今回はクランクのベアリングがダメなようです
腰下までのオーバーホールになります

ペイントを施し、完全復活しました

今回はブレーキも黒くしました
オーバーホール後に、ペイント、ステンレス化してます

ペイント済みフレームにエンジンを載せました
毎回毎回、この仕事が一番毛根に悪いです

フォークのオーバーホール後にペイントして、装着しました
動きも、見た目もいい塩梅です
今回は、極端に長かったり、ネックの寝てるチョッパーではないです

今回は速いチョッパーがテーマです
あえて足回りをノーマルでどこまでスタイルを換えれるかのチャレンジです

サスはTW用です
この辺のリンク周りもノーマルです

ホイールは周りを赤に、中を黒に塗り分けました
色のテーマは「真っ黒の中の小さな赤」です
黒赤は難しいです
色のパーセンテージが狂うと、どろどろしたイメージになってしまいます

リアも合いました
タイヤはミシュランで決まりです

シートを張り替えました
タックロールで渋く決まっています
タンクハンドル、ライトの位置関係もなかなかいいです

 

今回の頑張った箇所である、ミッドコントロールステップです
ワンオフで作ってますが、なかなかの操作性と、かっこよさです

チャンバーとメーターがつきました
ハンドル上をすっきりさせるために、メーターはサイドに2連にしました

リアフェンダーが付きました
まだラインが完成ではないです
テールがのって初めて、このバイクの前から後にかけてのラインが出来上がります

完成です
いつもの南港での撮影です
乗った感じは、さすが乗りにくいで有名なガンマでした
のろのろ発進して、7000回転からウイリーするくらいの爆発的な加速です
これを乗りこなせればかなりの男前になることは間違いなしです

ハンドル周りも極力すっきりさせました

タンクのラインがいい感じです

いろいろと大変でしたが、こんな異色のチョッパーを作るのは楽しいです
作り手が、メジャーよりマイナー、正統より異端が好きなので、このバイクはまさにそういう感じなんでしょう

バーニング誌さん 掲載ありがとうございます

グーバイク誌さん 掲載ありがとうございます