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99年 ヘリテイジのソフテイルです
当店の在庫としては初めてのハーレー

僕 若い頃、とあるハーレーカスタムショップでお勤めしておりまして、そこではほとんどハーレーを触ることなくお別れいたしました

それ以来、あまり好きではなかったんです
簡単な修理、車検程度で今までやってまいりましたが、
来店されるお客様もハーレーの依頼が少なからずありますし
そろそろ本腰入れて やりましょかね
って感じで入庫しましたこのハーレー

もっとボロを想像しておりましたが、えらい綺麗な車体なんです
入庫当時は片排でしたが、プラグを換えるとぷっと直りまして、試乗でも気持ちよく走ります

んーこのままでいいやんか
そう思っておりましたら、常連、嫁が
「このままでいいやんか」
そーですか

しかしね お客様の依頼を受けるにもある程度はハーレーの知識が必要ではないか
その勉強の材料のようなもんですよ
SRほど大掛かりではないにしても、カスタム
やっていきましょう

しかし、ハーレーは乗ると気持ちいいですね
いままで、お客さんのハーレーの試乗や車検で乗った程度なので、そら気を使うんですが、在庫車となれば遠慮なくぶっ飛ばせます

このまま自分用にしてしまおうか

それは許されませんね
気がつけば、店内には自分用のバイクしかないのでは?
そんな状況が近づきつつあります

で、片道10キロの通勤を2回ほどした頃ですかね
んーー
やっぱり僕は4発や2ストが好きなんだ
それに気付きました

と、次の瞬間こうなりました
不要な外装は取っ払い
スプリンガーフォーク、前後ファイヤーストーンタイヤ、フレームの余分なステー類カット、スポーツスタータンク、リアフラットフェンダーです

スプリンガーはちと短めをチョイスし、全体的に低いイメージで仕上げます

このバイク、前オーナーによるとエンジンをオーバーホールして間もないということなので、今回は外装類のカスタムにとどめます
調子いいし

ストラットのつく、カラーを作って溶接します
今回ストラットは、丸棒ではなくレーザーで切り出します
前側はスイングアームに取り付けブロックを溶接し、スイングアームマウントのリアフェンダーなのでべたべたまで下げれますね

シートをつけようと思いますが、取り付けステーの在庫が無い
でも今日付けたい
というわけで、ステンレスで作りました
ここ、よく錆びますからね
強度アップ、腐食性アップで申し分ありません
付けてしまうとシートの下なのであまり見えませんが

パーツが届くまで出来る作業はブリブリしていきます
なんだか熱が入って来ましたので、サイドテールもステンレスで作ります

フェンダーストラットをつけました
レーザーカットです

ライトをつけました
少し、シンプルすぎますかね
後ほどもう少し、追加加工をします

サイドにメーターをつけました
デイトナ電気メーターです

サイドテールをセットしました
オールステンで錆びません
強度も抜群です

次に、カラーを作り、そこにアールを利かせたバーを溶接します
こちらもオールステンレス

フロントウインカーステーです
一点止めなので、前の画像をよく見ると回り止めのバーが溶接されております
見た目よりも強度があります

端にはバーを溶接&スムージング
これで、後から好きなウインカーに変更も可能です
ウインカー一つとっても、ボルトが8ミリ 10ミリ 12ミリと色々ですからね

前から見てもなかなかいい位置に来ました
車検も難なくパスするんでしょう

前に作ったライトステーですが、おそらくハーレーの振動ではぶるぶる震えるんでしょう
結果、折れてしまうかもしれません
その予防としてちょろっと補強いたします

こちらはレーザー加工で作りましたフロントキャリパーサポートです
オーバーなほどのベアリングが内蔵されますが、これくらいでちょうどいいんです

早速取り付けてみました
なかなかかっこいいです
トルクロッドは両サイド ピロボールを使いますが、ロッド自体が不細工です

というわけで、ロッドを旋盤でがりがり削ります
スリットやら、肉抜きやら、ローレットやら
機能と見た目を最大限に考慮します

次にマフラーを作りました
ヒートガードはレーザー加工
マフラーに合わせてオリャ
曲げました

二人乗りを想定しておりますので、文字通りヒートガード効果とスタイル的にもグーな感じに仕上げます

しかし作業スピードが遅いです
お客さんの待つ車両がありますからね
合間の作業ではしゃーないです

ちんたら作業しておりましたが、お客様がつきました
「リアフェンダーが短すぎる!!」
はい 作り直します

で、「高いロボハンに変えろ!!」
はい
変えました

前回のハンドルよりしっくり来ましたね

「ポイントカバーをレーザーでつくれい!!ちゃんとネームも入れろよ」

はい
作りました
もともとついていたものにドーナツ型のステンレス版をかぶせました
こうすることによって2次元しか作れないレーザーですが、凹凸があって表情が出ましたね

SUエアクリーナーをつけました
ノーマルよりもかっこよくなりました
雨でも安心のレインカバー付です

タンクにナットを溶接してハーレーエンブレムを付けました
「足引っかかるかもしらんで」
「気ー付けるから大丈夫」との事です

リアフェンダーストラットです
ウインカーステーを溶接しましたらメッキにゴー
綺麗になってかえって来なさいよ

で、スイングアームに色々と溶接しましたので外してペイントしよ
ベルトが外れへん
プライマリーを外してしまわないと
、、、、
大変ですよ
ハーレーのベルトを外すのって

「チェーンにする人が多いですよ」
とハーレー屋に修行に行っている元助手

わかりますよ

で、手探り状態で外しますと、
ベルトを外さなくてもスイングアームが外れる
という事にこの段階で気付きました

無駄な作業をしましたが、まあプライマリー廻りの点検にもなったし
ついでにガスケット類を変えてよしとしよう


はーー

タンクが出来上がりました
お客さんの希望で、僕の愛車のカタナとほぼ同じ色、デザインです

サイドにはナットを溶接して、ステンレス製ハーレープレートが付きます

これでオンリーワンのタンクになりましたね

リア廻りも完成です
フェンダーストラットはクロームメッキで前後のバランスをあわせます

マフラーもバフから上がって来ました
ヒートガードがスタイル的にもエー塩梅です

やっとここまで来ましたか

もうじきですね

奥のZ1Rはお客さんがまだついておりませんので手付かずのままです
この後も依頼して頂いた仕事が溜まってますからね
当分は丸裸で寒い思いを耐えてくださいよ

ノーマルのベースを加工してボードからステップに変更しました
これがなかなか大変な作業でしたよ

ブレーキのフット部分はノーマルは平べったいラバーがついております
わたくし見逃しませんでした
お客さんがそれを見て、イヤーな顔をしていたのを。

チェンジはシーソータイプでしたので、一本不要になったアームをフットブレーキに溶接し、左右とも同じバーになりました

いい塩梅です

ハイなロボハンに配線が添うのは不細工なんで、ハンドルの中に通しました
ロボハンにこれをするのは初めてですが本当に大変な作業で、カクカクの箇所をどう通そうか思案の結果、抜群の方法をあみ出しました

それはまた次回

ハンドルに伴い、ワイヤー類をロングケーブル、ホースに変えましたが、
ハーレーってやつは整備性が悪すぎますよ
アクセルワイヤーに引っかかった外しにくいCピン
クラッチワイヤー交換にミッションのカバーを外す
上下で径の違うブレーキバンジョーボルト

なんやねんな ほんまに 

最後の締めの配線です
ふらふらになってます

しかし収めるところがないもんで、バイクを色々眺めておりましたら、ミッションの後ろ、リアタイヤの前にちょっとしたスペースがありました
そこへ邪魔なブレーカー類とリレーなんかをほりこんでいきます
その為のステーを作りました

このようにまとめまして完成です

配線を色々やっておりましたら
ニュートラルランプがない事に気がつき、メーターステーに溶接で作りました
ちょいちょいっと

タンクを変えたので、メインスイッチもどこかに移さなければなりません
ステンレスでマウントを作ってコイル下へ移設です

シンプルなキーシリンダーを使ってもよかったんですが、ハーレーといえばこのスイッチの方が独特でかっこいいような気がします

出来るだけ配線をカットして新たに作った配線ボックス(蓋)内に収めます

大体完成です
車検を通して試乗して
ようやく納車です
オーナーさん
遅くなって申し訳ない限りでございます

というわけで完成です
長かった・・・

しかし、乗ってみるとやっぱり気持ちいいですよ
どんなに国産がまねしようにも、これだけは乗ってみないとわかりませんよ
ハーレーってやつは

国産を触りなれた僕にはとっても苦難の道でした

しかし、今回はエンジンは手付かず
勉強としては ちと足りませんね
また自分用でもゆっくり作りますかね

今回はフレーム加工は最小限です
タンクを載せるための加工と、リアストラットの切断くらいですかね
やっぱり、ノーマルフレームと言えどソフテイルはかっちょいいですよ
小加工でもここまで出来ますから

先日お客さんが取りに来まして
「これをベースにまたフルカスタムします」

・・・・

やりますか
フルカスタム

次の車検までグッドな案をたくさん考えていてくださいね

それまでには、もう少し早く出来るように僕自身、ハーレーに慣れておきますから

この車体は在庫のときからハンドルがころころ変わっております
そして、ロボハンがあまり好きではない僕

お客さんの依頼でこのハンドルをつけましたが、
「一番カッチョエーやんか」

ロボハンを見直しましたよ

しかしソフテイルってやつは配線の隠し場所がないんですよ
世のハーレーカスタム屋さん
心中お察ししますよ

ワンオフ オールステンレスマフラーです
作った甲斐がありました

SUエアクリーナーとの相性もいいと思います

しかしこのレインカバー
かなりの優れもんですよ
雨の中試乗しましたが、まったく不安なしです

ボードのベースを利用してワンオフしたステップです
このパーツ
ありそうでないんですね

ポイントカバー?はレーザーカットです

フェンダーのストラットもレーザーカットです
手作業ではこの中のバナナ型えぐりは難しいんですが、レーザーなら3秒です

ヒートガードもこれまたレーザー
切って、おりゃっと曲げます

で、レーザーカットの定番
エンブレムです
こちらのデザインならキャンペーンで1枚3000円です

デイトナ製デンスピ
この設定がとってもややこしい
ニュートラルランプくらいは内蔵してくれませんかね
というわけで、下にべろを出してつけております

ステンレスサイドテールです
強度は抜群
こけたり、蹴っ飛ばさない限り絶対に折れません

ウインカーステーも結構安く売っておりますが、これをいちいちステンレスで作るところが拘りってもんで。

ラインナップを知らなかっただけなんですけどね

キャリパーはノーマルで、サポートを作りました
よく見るタイプはなんともしょぼいニードルベアリングが入っておりますが、どーせならと大径ボールベアリング
そんなにぐるぐる回るところではありませんが、これで当分安心です
オーバーな強度
大好きです

今回、試乗ついでに とあるハーレーショップの先輩に見てもらいました

「ライトステーは折れるで」
そーですか
ということで作り直しました

そのショップにあったスプリンガー
その取り付け方法を盗んでまいりました
これで絶対に折れないでしょう

ありがとうございますね
先輩

その後
この状態で1年ほど乗って、追加カスタムして頂きました

オイル交換などの整備のついでに
ハンドル ワンオフ製作
リアフェンダー 少しカット
シーシーバー製作
リアステップ交換
スイッチ類移設

主な作業はこんな所です

シーシーバーは、真っ直ぐ伸ばすと普通すぎるから と、内側に緩いアールをかけております

はじめてやりましたが、かっこいいやんか

ハンドル周りをスッキリさせる為に、スイッチ類をメーターの後ろに移設

SRではよく作りますが、ハーレーは初めてです

作るのはいいんですがね
配線
少しの間、頭がパンク状態でした

ややこしいのはウインカー

このハーレーにはウインカーモジュールってやつ 結構大きなものがついております
点滅をさせるためのリレー機能のほかに、
オートキャンセルや
1回押したらつく
もう一回押したら消える
という仕組み

これのおかげで、スイッチを換えると、ウインカーを消すためにスイッチをもう一度カチカチしないと消えません

っチューわけで、そんなたいそうなもんは外して、小さなリレーをかまして、配線を直結して完成

この形状のハンドル
売ってそうで売ってません

ワンオフしかありませんよ そーなると

このハーレーもスイッチが馬鹿でかかったので、移設したことによりかなりすっきりしました






このオーナー
とっても乗ることが大好きです

一つ一つ、自分のお気に入りに仕上げて愛を持って乗っておられます

これからも進化していくことでしょう